Haruka Kano
加納 明香
- 1994年、滋賀県出身、京都府在住
1994年、滋賀県出身。現在は京都府に拠点を置く。2017年に京都市立芸術大学 美術学部美術科油画専攻を卒業後、2019年同大学の美術学部大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画を修了。風景に対時した時の知覚や体感を手がかりとして風景をキャンバスに描いている。それは必ずしも目の前にある風景や何かを見ながら描いているのではなく、風景を見る際、目の前の見ている範囲だけでなく、視界の外や背後にまで広がる風景を描いている。加納はその全方向的な広がりの感覚を絵にするべく、見えない部分まで感じさせるような空間をつくり出す。
制作過程においては、絵の要素が即興的に画面を織り成して空間が現れてくることの新鮮さをとどめた、「うつりかわっていくような奥行き感」のある絵を目指しており、その空間表現は、描く途中で絵に合わせ木枠を自作し、そこから画布を張って側面まで絵が続いていくようにすることや、キャンバスとネット状素材の併用、体質顔料の使用など、物としての絵のあり方からも探求している。
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